オイコクレジット・ジャパン~出資でできる国際協力

私たちは、オランダに本部を置く<開発協力のための協同組合>オイコクレジットの、日本で唯一の支援組織(SA)です。

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セネガルのマンゴー・マーケティング 

MANGOセネガル
Copex-Sud組合員(Les Saveurs du Sudマンゴー工場にて)

オイコクレジットの農業フォーカス戦略の一つはアフリカでの農業関連事業投資です。その中に、セネガルのマンゴー加工会社、Les Saveurs du Sud株式会社があります。セネガルでは住民の75%が農業部門に従事しています。けれども国内の多くの農村地帯では電気、飲料水、農業機器や灌漑がゆき届いていません。

Les Saveurs du Sud社は農村でも最も貧しいカザマンス地方にあります。ただこの地域はアフリカ西部の国セネガルでは非常に肥沃な土地で、農業は住民の数少ない収入源の一つであり主要な経済部門です。にもかかわらず、生産者たちはインフラ整備の遅れや低所得水準、投資不足に悩まされています。さらに、この地域は非常に交通が不便なうえこれまでの政情不安もあり、農民たちは農産物の輸出ができないばかりか国内市場すらありません。

オイコクレジット国別マネージャー(セネガル)のSambou Colyがカサマンスを視察した際、農民たちが作ったマンゴーの約75%は廃棄されるか、ブローカーに捨て値で売られていました。Sambou氏は、サプライチェーンに株式投資の潜在的な可能性を見出しましたが、まずは農民たちを一つにまとめなければなりませんでした。「現在の組合会長は地元の村々を自転車で回って現存グループがあるかを聞き、組合を作る為にまとまらないかと呼びかけました。グループは全部で21の周辺の村にありました。

そこで、オイコクレジットはパートナー組織を派遣して、村の人々に組合の作り方をトレーニングしました。(Sambou談)」それが現在のCopex-Sud農民組合(会員3500名)です。Copex-Sud会員は団結してマンゴーを生産しています。女性組織も結成してレタスやトマトなど他の野菜づくりもしています。組合と女性組織を作ったおかげで小規模農家がまとまって、加工や輸出が出来るほどの生産量がとれるようになりました。

農民たちを一つにまとめた後、オイコクレジット・セネガルはオイコクレジット・インターナショナルの株式投資課の支援を受けて、Les Saveurs du Sud社の開業を援助しました。こうしてCopex-Sud農民組合からマンゴーや他の生産物を正当な価格で購入する商社ができました。2011年にオイコクレジットとCopex-Sud組合や倫理的投資家たちはこの会社の株主になりました。2010年以降、オイコクレジットはLes Saveurs du Sud社に総額でXOF205,012,064(312,518ユーロ)のローンと株式を提供しました。この資金を活用して、Les Saveurs du Sud社はCopex-Sud組合から購入したマンゴーを冷蔵し包装する近代的な加工工場を建設しました。この工場は農民が作ったマンゴーを必ず買いとってくれるだけではなく、年間を通して150名の安定雇用を保証します。その大多数は女性労働者です。

2013年の収穫時期には、オイコクレジットがヨーロッパのバイヤーを確保してLes Saveurs du Sud社のマンゴーを輸入し、スーパーや店で販売しました。その年の7月にはマンゴーを積んだコンテナ第一便がオランダに到着しました。マンゴー・シーズンが終わると工場では女性組織が生産した野菜の加工を始める予定です。

オイコクレジットがLes Saveurs du Sud社と Copex-Sud組合に関わったのは、主にセネガルのカザマンス地方の小自作農の暮らしを良くするためです。また、Copex-Sud組合にオイコクレジットが協力する条件の一つは、女性が自分の土地を持って地域の社会発展に貢献する権利が与えられることでした。オイコクレジットは生産者をひとつに結び、農業のバリューチェーンに株式とローンの両面から投資して、カザマンス地方の農民への確かな未来づくりを目指しています。
(OikoInfo 2013-2より 翻訳協力:堀内美鈴さん)
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[ 2014/05/07 16:40 ] [ 編集 ]
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プロフィール

オイコクレジット・ジャパン

Author:オイコクレジット・ジャパン
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世界には、勤勉に働きながら、なんとか生計を維持することしかできず、貧困から脱却できない人々がいます。また、地域の人々が必要とする有益なサービスを提供しながら、それを拡大できない事業があります。

他方で、余剰資金を有意義な活動に活かしたいと考えている市民、一般の金融機関を通すと、地球や地域社会に有害な私達が望まない活動に流用されるかもしれないことを不愉快に感じている地球市民も数多くいます。

Oikocreditは、この両者をつなぐ「社会的責任投資」のための国際組織です。心ある人々から出資を募り、貧困からの脱出に日々努力している人々や、地域社会の発展に有益な事業にとりくむ人々に、地域社会への恩恵の還元や女性の社会的地位の向上といった独自の基準を適用して投資をおこなっています。

皆さんも、この「Investment in People(支援する価値のある人々への投資)」に参加し、お金の流れをかえて行きませんか?

オイコクレジット・ジャパンは、Oikocreditの日本における支援組織(サポート・アソシエーション)です。

代表 岡本眞理子
(日本福祉大学国際福祉開発学部教授)

連絡先
<事務局>
〒564-0051
大阪府吹田市豊津町43-27
小吹岳志気付

Tel/Fax:06-6339-3983
E-mail: japan@oikocredit.org



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