オイコクレジット・ジャパン~出資でできる国際協力

私たちは、オランダに本部を置く<開発協力のための協同組合>オイコクレジットの、日本で唯一の支援組織(SA)です。

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南米ペルー アルパカへの投資 

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オイコクレジットは、南米ペルーアンデス山脈の高山地帯でアルパカの伝統飼育を支援しています。アルパカはラマと近縁関係にあり、海抜3500~5000メートルの標高の高い地域で群れをつくって暮らしています。高品質な毛がとれるので昔から飼育されてきました。

ペルーでアルパカを飼育している人々は、多くが人里離れ、荒涼とした寒冷な気候で暮らしています。飼育数が少ない人々は低所得傾向で、群れの近くに粘土で家を作って電気のない暮らしをしています。飼育者の多くはアルパカを獣医に見せたり、栄養価の高いえさを与えるような余裕はありません。市場へのアクセスがなく、交渉力がほとんどないため、アルパカ毛の販売にも苦労をしています。

この伝統的アルパカ飼育部門を支援し、飼育農家の社会的発展に貢献するため、このたびオイコクレジットはCooperative de Produccion y Servicios Especiales de los Productores de Camelidos Andinos Ltda(COOPECAN)と共同事業を開始しました。

COOPECANは約15,500人のアルパカ飼育者およびその家族と力を合わせて経済、社会、環境面での発展を支援しています。会員になると公正な値段でアルパカ毛を買い取ってもらえるだけではなく、その品質を高め、より健やかにアルパカを育てるためのサービスを受けることもできます。

オイコクレジットとCOOPECANは昨年から協力を開始しました。以来、オイコクレジット国別マネージャー(ペルー)で農業専門家のCarina Torresはしっかりとかかわってきました。Carinaは数々のアルパカ飼育者を訪ね、その暮らしぶりやCOOPECANが飼育者とどうかかわるかをじかに見てきました。

「初めてアルパカを飼育している人たち(‘alpaqueros’と呼ばれています)を訪ねた時、なぜCOOPECANのような組合が必要なのかが分かりました。生まれたばかりのアルパカがたくさん死んでしまったり病気になったりしていたのです。飼育をしても家族を支える収入を得ることができず、たいへん安い値段でアルパカの毛を仲買人に売っていました。」(Carina談)

COOPECANの会員になれば、アルパカが病気になっても医療ケアを受けられ、牧草地を改良して栄養のある餌を与えることができます。そうすれば、高品質な毛をとることにもつながります。

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アルパカ飼育者のNicomedes Cochama Yavaさん、自宅で

Nicomedes Cochama Yavaさん(写真)もこのようなアルパカ飼育者の一人でした。彼は社会協同組合の会員になったおかげで非常に恩恵を受けています。Nicomedesさんはアルパカの群れと一緒にアンデスの山で暮らしていますが、妻と八人の子供たちはそこから三時間半かかるシクアニという町に住んでいます。

Nicomedesさんが飼っているアルパカは200頭で、一家族を養っていくには十分な数のはずですが、経費や子供たちを学校に通わせる収入を得られていませんでした。COOPECAN組合員になり、アルパカの毛をもっと高い値段で買ってもらえることを保証され、品質を良くするサービスを受けられるようにもなって、家族にも十分な収入がもたらされています。

また、以前より高い値段で毛が売れるのに加えて、加工・販売されると組合員には追加代金が支払われます。COOPECANは輸出用にアルパカの毛を染色して編む12名の人を雇って衣類を作っています。アルパカ製品はイタリアのバイヤーに販売されます。それ以外は地元のペルー市場で販売されます。オイコクレジットは組合に15万米ドルの限度枠を提供してアルパカ毛の収集サービスの向上と日常業務および社会ミッションを支援しています。
(翻訳協力:堀内美鈴さん)
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プロフィール

オイコクレジット・ジャパン

Author:オイコクレジット・ジャパン
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世界には、勤勉に働きながら、なんとか生計を維持することしかできず、貧困から脱却できない人々がいます。また、地域の人々が必要とする有益なサービスを提供しながら、それを拡大できない事業があります。

他方で、余剰資金を有意義な活動に活かしたいと考えている市民、一般の金融機関を通すと、地球や地域社会に有害な私達が望まない活動に流用されるかもしれないことを不愉快に感じている地球市民も数多くいます。

Oikocreditは、この両者をつなぐ「社会的責任投資」のための国際組織です。心ある人々から出資を募り、貧困からの脱出に日々努力している人々や、地域社会の発展に有益な事業にとりくむ人々に、地域社会への恩恵の還元や女性の社会的地位の向上といった独自の基準を適用して投資をおこなっています。

皆さんも、この「Investment in People(支援する価値のある人々への投資)」に参加し、お金の流れをかえて行きませんか?

オイコクレジット・ジャパンは、Oikocreditの日本における支援組織(サポート・アソシエーション)です。

代表 岡本眞理子
(日本福祉大学国際福祉開発学部教授)

連絡先
<事務局>
〒564-0051
大阪府吹田市豊津町43-27
小吹岳志気付

Tel/Fax:06-6339-3983
E-mail: japan@oikocredit.org



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