オイコクレジット・ジャパン~出資でできる国際協力

私たちは、オランダに本部を置く<開発協力のための協同組合>オイコクレジットの、日本で唯一の支援組織(SA)です。

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テスさんとの対話 

10月12-3日に開催された社会的投資の国際シンポジウムに、オイコクレジットの東南アジア地域事務所責任者のテス・ピラピルさんが登壇されました。昨年のマネージング・ディレクターに続いて、オイコクレジット関係者は二人目です。それだけ、社会的投資においてオイコクレジットが注目されていることだと思います。

13日、シンポジウム終了後、オイコクレジット・ジャパンの組合員とのミーティングが持たれ、岡本代表を含めた5人が参加しました。岡本さんから、オイコクレジットの活動に関わる部分についてレポートをいただきましたので、ここに共有いたします。

Tes Oikocredit Philipines


1.近年登場しているマイクロファイナンスだけに特化したファンド・マネージャー組織と同じ道は歩まない。社会的パフォーマンスや顧客保護が優れたマイクロファイナンスとは引き続き関係を維持していくし、マイクロファイナンス支援はこれからも投資分野の第一の位置をしめるだろうが、既に事業を確立しているトップ層ではなく、これから成長が必要な下の層の機関に支援対象をシフトさせていく。インクルーシブ(包摂的)な開発の一環として。

2.第二の分野として、農業金融に力をいれる。農業は発展途上国では、人口の多くが従事する分野。しかし、マイクロファイナンス機関が農家に融資をすることと農業に融資をすることは必ずしも同じではない。オイコクレジットが意図しているのは、特定の生産物を伴い、農業所得の改善につながるもの。農業金融はリスクを伴うので、融資は勿論、マーケティングなどにもつなげて安定した収益が得られるよう、コンサルティングもできるよう、スタッフのキャパシティ・ビルディングのための合同研修を南アジアや中南米など地域ごとに行っていく。

3.第三の分野として、次のようなものがある。
代替・再生エネルギーの分野への投資。エネルギー不足は地域経済発展にとって躓きの石の一つであり、重要。
フィリピンでは、ソーシアル・ハウジング(低所得層向け集合住宅や個別住宅)や政府があまり関心を持ってこなかった医療分野、カンボジアでは教育分野にニーズがある。これらは多目的協同組合を通して行う。

4.東南アジア地域事務所にとっての今後の重点諸国としは、ベトナム、ラオス、東チモール、インドネシア。コーヒー栽培の小規模協同組合のために、商業市場開拓や金融、リスク管理などの研修を行う予定。

5.社会的パフォーマンスの良い大きなマイクロファイナンス機関との関係を維持するメリットとして、マイクロファイナンス業界のリーダーとしての役割を尊重。彼らのネットワークで、トレーニングに小さなマイクロファイナンス機関を招待して、今後支援すべき小さなMF機関を見つけ出すことができる。
カンボジアのASKIEは、ESG賞(環境、社会、ガバナンスで良かった組織に与えられる賞)の受賞団体で、オイコが関係を維持していく優良組織の一つ。融資ポートフォリオの40%は農業金融。

6.スタディー・ツアーについて
地域事務所としては、できなくはない。Investors relationship にコンタクトを取った上で、目的や規模などが解れば、地域事務所でアレンジすることは可能。マニラから3時間半ほどのところ(陸路)か、ミンダナオ(フライトで)にプロジェクトサイトがある(一時テロなどで不安定に)。ヨーロッパの他の支援機関が、そういった見学ツアーを行って、見学者からの口コミで会員が広がった事例もある。
(文責 岡本)

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( 2013/10/25 13:36 ) Category イベント | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

オイコクレジット・ジャパン

Author:オイコクレジット・ジャパン
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世界には、勤勉に働きながら、なんとか生計を維持することしかできず、貧困から脱却できない人々がいます。また、地域の人々が必要とする有益なサービスを提供しながら、それを拡大できない事業があります。

他方で、余剰資金を有意義な活動に活かしたいと考えている市民、一般の金融機関を通すと、地球や地域社会に有害な私達が望まない活動に流用されるかもしれないことを不愉快に感じている地球市民も数多くいます。

Oikocreditは、この両者をつなぐ「社会的責任投資」のための国際組織です。心ある人々から出資を募り、貧困からの脱出に日々努力している人々や、地域社会の発展に有益な事業にとりくむ人々に、地域社会への恩恵の還元や女性の社会的地位の向上といった独自の基準を適用して投資をおこなっています。

皆さんも、この「Investment in People(支援する価値のある人々への投資)」に参加し、お金の流れをかえて行きませんか?

オイコクレジット・ジャパンは、Oikocreditの日本における支援組織(サポート・アソシエーション)です。

代表 岡本眞理子
(日本福祉大学国際福祉開発学部教授)

連絡先
<事務局>
〒564-0051
大阪府吹田市豊津町43-27
小吹岳志気付

Tel/Fax:06-6339-3983
E-mail: japan@oikocredit.org



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