オイコクレジット・ジャパン~出資でできる国際協力

私たちは、オランダに本部を置く<開発協力のための協同組合>オイコクレジットの、日本で唯一の支援組織(SA)です。

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ハイチからのレポート 

お客さまの明るい未来を保証するFonkoze(ハイチ)
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Fonkoze復興2R

2010年のハイチ大地震から2年がたちました。この地震で亡くなられた人は31万
6,000人、移住を余儀なくされた人は少なくとも100万人にのぼります。首都のポル
トープランスはほぼ壊滅し、ハイチの人々の80%が貧困線以下の暮らしをしていま
す。


この地震で、ハイチのオイコクレジット・マイクロファイナンス・パートナー
Fonkozeフィナンシャルサービスも被災し、本店は壊滅し、スタッフ5名が亡くなりま
した。Fonkozeは農村地域に金融サービスを届ける国内唯一のマイクロクレジット銀
行で、顧客にローンや貯蓄商品、送金サービスを提供し、技術トレーニングを実施し
てきました。現在、55,000人がFonkozeから少額融資を受けて、貧困のない暮らしが
できるように働いています。

この10年間、ハイチは大洪水や度重なるハリケーンなど、自然災害に苦しめられてき
ました。Fonkozeの最高責任者Anne Hastingsは、借り手たちが‘貧困から抜け出すス
テップ’を上がり続けていくためには保険が絶対に不可欠であると考えました。

「初期の段階からFonkozeは、顧客の資産保護の支援策がなければ資産を増やす手助
けもできないという思いで業務にあたってきました。」(Hastings女史談)

2008年にハイチは度重なるハリケーンに襲われました。Fonkozeは現地の保険代理店
と協力を始め、2年をかけてマイクロ保険商品を開発して提供の準備を整えました。

「Fonkozeは、この新商品を2010年1月から提供する手はずを整えていました。その
時、あの大地震が起こったのです。」

Fonkoze復興1R

地震によって保険プログラムは開始前に頓挫してしまいましたが、Fonkozeは自らの
寄付基金を活用して、このプログラムの継続を決断しました。こうして当初の保険商
品をまねた試験的な保険プロジェクトを始めました。

「Fonkozeは顧客に払い出しをし、保険商品の役割についても教えました。顧客が新
規ローンを受ける場合には、貸付価額の2%を保険への遡及保険料として支払ってい
ただくようにしたのです。」(Hastings女史談)

ハイチで事業や生活復興支援を受けた人々は18,500名ほどです。現地保険業者が
Fonkozeとのパートナーシップ関係から手を引いたのは、世界有数の再保険業者のス
イス・リーからFonkozeにアプローチがあったときでした。スイス・リーとFonkozeは
協力して災害保険を開発し、強制的な商品として3%の保険料を顧客に支払ってもら
いました。

「こんな場所に災害保険など必要ないと不満を漏らす人もいました。ところが6月初
旬にハイチ南部がすさまじい豪雨にみまわれ、2週間もたたないうちに100万ドルを超
える額を即座に支払わなければならなくなったのです。」(Hastings女史談)

「現在、貧困脱出ステップを上りつつあるFonkozeの顧客は全員、ハリケーンや地震
に備えて災害マイクロ保険に加入し、もとの貧困状態に逆戻りすることがないよう防
衛策をとっています。」

さらに、Fonkozeでは災害保険のほかに、多様な顧客のニーズに応じた商品も提供し
ています。いまでは誰もが知っているFonkozeの‘貧困脱出ステップ’計画は、個人
や家族、あるいはグループを、一歩一歩、貧困から解き放っていきます。

現在、国内にFonkoze支店は46か所あり、預金者は25万人、少額融資を受けている顧
客は55,000人を超えます。そのうち、10支店は地震で修繕や移転を余儀なくされ、
145名のスタッフが家をなくしてテントで避難生活をしています。こういった試練に
もめげず、Fonkozeスタッフたちは顧客支援に精力的に取り組み、長期的な復興のた
めに邁進しています。

Fonkoze支援についてもっとお知りになりたい方はwww.fonkoze.orgをご覧ください。

(Oikocredit News 12-01-2012より。翻訳協力:堀内美鈴)


地震直後のニュース
http://oikocredit.blog32.fc2.com/blog-entry-91.html

ハイチ地震にあたってオイコクレジットの見解はこちら。
http://oikocredit.blog32.fc2.com/category4-5.html#entry93


地震以前のFonkozeの活動について
http://oikocredit.blog32.fc2.com/blog-entry-63.html


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プロフィール

オイコクレジット・ジャパン

Author:オイコクレジット・ジャパン
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世界には、勤勉に働きながら、なんとか生計を維持することしかできず、貧困から脱却できない人々がいます。また、地域の人々が必要とする有益なサービスを提供しながら、それを拡大できない事業があります。

他方で、余剰資金を有意義な活動に活かしたいと考えている市民、一般の金融機関を通すと、地球や地域社会に有害な私達が望まない活動に流用されるかもしれないことを不愉快に感じている地球市民も数多くいます。

Oikocreditは、この両者をつなぐ「社会的責任投資」のための国際組織です。心ある人々から出資を募り、貧困からの脱出に日々努力している人々や、地域社会の発展に有益な事業にとりくむ人々に、地域社会への恩恵の還元や女性の社会的地位の向上といった独自の基準を適用して投資をおこなっています。

皆さんも、この「Investment in People(支援する価値のある人々への投資)」に参加し、お金の流れをかえて行きませんか?

オイコクレジット・ジャパンは、Oikocreditの日本における支援組織(サポート・アソシエーション)です。

代表 岡本眞理子
(日本福祉大学国際福祉開発学部教授)

連絡先
<事務局>
〒564-0051
大阪府吹田市豊津町43-27
小吹岳志気付

Tel/Fax:06-6339-3983
E-mail: japan@oikocredit.org



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