オイコクレジット・ジャパン〜出資でできる国際協力

私たちは、オランダに本部を置く<開発協力のための協同組合>オイコクレジットの、日本で唯一の支援組織(SA)です。

ワンワールド・フェスティバルが終わりました 

ブース

本年度のワンフェスは、2日間の来場者数14500人、ボランティア数のべ280人、参加団体146団体、実施プログラム61(事務局発表速報値)で、盛況のうちに終了いたしました。

オイコクレジット・ジャパンも、ソ−シャルファイナンス関西(SFK)と共同で出展。正面玄関入ってすぐという立地のよさから、多くの方々の目に触れ、実際に訪問を受けました。昨年10月、東京のグローバル・フェスタにも出展しましたが、大きな違いは、大阪ではソ−シャルファイナンスやマイクロクレジットという言葉を知らなくても、話を聞いてもらえるということです。大阪人の好奇心の強さに、大いに助けられました。

またオイコのセミナーも開催しましたが、「ソーシャルファイナンスやマイクロファイナンスを始めて聞いた」「内容をよく知らない」という人が多かったにもかかわらず35人の参加者を得、最後のアンケートでは、「よく理解できた」「大体理解できた」がそれぞれ、79%、92%、さらに「お金について考えるキッカケになった」が75%を数えました。

今後は要望にあったように、もう少し参加型のプログラムを開発し、双方向のワークショップで、マイクロファイナンス、オイコクレジットの紹介に努めたいと思います。

ブースを訪問していただいたみなさん、セミナーの参加者のみなさん、そしてブースでの紹介をお手伝いいただいたボランティアのみなさん、ありがとうございました。

オイコブース1

JICA研修員

セミナー2

セミナー

民族料理

ダンス

地雷撤去

セーブチルドレン
( 2010/02/09 17:37 ) Category 最近のニュース | TB(0) | CM(0)

ハイチ最新情報:200万ドル(現金)がFonkoze(ハイチ)に届く 

ハイチ最新情報:200万ドル(現金)がFonkoze(ハイチ)に届く
2010年1月29日

目を見張る支援活動で地震被災者に必要な現金が届く

 今月上旬,ハイチでは度重なる地震が発生しました。その後,被災者たちにとって
どうしても必要な現金が合わせて2百万米ドル,Fonkoze(ハイチ)の34支店に無事に
届けられました。国中に点在するFonkoze各支店を通して,現在,各地の被災者たち
が現金を手に入れています。現金は自分たちの貯金や家族からの送金です。
 壊滅的被害をもたらした地震により銀行の建物やインフラが破壊されたために,現
金はほとんど手に入らなくなっていました。けれども,人々が仕事を立て直して国や
経済の再構築を始めるためには現金を手に入れる機会がどうしても必要です。

慎重なミッション遂行

 業務を再開したFonkoze34支店に,200万ドル分の紙幣が無事に運ばれたことは感動
的な業績です。そしてそれを慎重に達成できたのは,国連やアメリカ合衆国国際開発
庁(USAID),米国各政府局,およびインター・アメリカン開発銀行を含めて,たく
さんの組織が総力を結集したからです。

国内の農村貧困層にサービスを展開

 Fonkozeはハイチの農村貧困層に業務サービスを展開し,幅広いマイクロファイナ
ンス・ネットワークを持っていますが,その復興には何年もかかるでしょう。商業銀
行と違って,Fonkozeはほとんどの支店で現在,業務を再開しています(41のうち34
支店)。
 オイコクレジットは2003年からFonkoze株主になりました。オイコクレジットは,
投資家として長期的な投資視野を持ってFonkozeのようなパートナーが成長,発展す
るよう支援します。また,Fonkozeのミッションと価値観を共有し,財政的な見返り
とあわせて社会還元にも力を入れます。

さらに詳しく知りたい方はwww.fonkoze.orgをご覧ください。

(翻訳協力:堀内美鈴)
( 2010/02/03 15:48 ) Category 最近のニュース | TB(0) | CM(1)

オイコクレジット・ジャパン・セミナー 

出資でできるもう一つの途上国支援
〜私のお金で世界を変える〜


日時:2010年2月6日(土) 15時〜17時
会場:大阪国際交流センター 3階会議室3
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町8-2-6
アクセス:地下鉄谷町線谷本町九丁目駅徒歩10分
     近鉄上本町駅南徒歩7分
地図:http://www.ih-osaka.or.jp/i.house/900/map.html
定員:30名
参加費:無料


第一部:社会的金融〜お金の使い方・預け方を考える

地域の小さなNPO団体や、社会的課題の解決に取り組む企業・団体やプロジェ
クトに融資する金融を、社会的金融(ソ-シャル・ファイナンス)と言います。
ヨーロッパでは昨年の金融危機以後、商業銀行からそのような社会的金融を行
う金融機関に資金を移す人が増えています。日本や世界の事例を紹介し、みん
なで考え、話し合って見ましょう。

講師:金丸芙美代さん(ソーシャル・ファイナンス関西代表)

第二部:マイクロファイナンスとオイコクレジット

発展途上国の人々の経済的自立を支援する方法の一つとして、貧しい人々に担
保なしにお金を融資し、その小さな「事業」を支援する「マイクロファイナン
ス」が大変有効です。バングラデシュのムハマド・ユヌス博士と、彼の創立し
たグラミン銀行が200 6年ノーベル平和賞を受賞したことで世界的に知られる
ようになり、現在世界130カ国に、1万以上のマイクロファイナンス機関があり
ます。そしてオイコクレジットは、民間としては途上国のマイクロファイナン
ス機関への最大の融資団体です。今回マイクロファイナンス(マイクロクレジッ
トを含む)の意義と、そして私たち日本人がどのように関わることができるか
をご紹介します。

講師:小吹岳志さん(オイコクレジット・ジャパン事務局長)

主催・申し込み:オイコクレジット・ジャパン
TEL&FAX : 06-6339-3983 メール:japan.sa@oikocredit.org
協力:ソーシャル・ファイナンス関西
http://socialfinancekansai.blog66.fc2.com/

( 2010/01/27 19:11 ) Category オイコクレジットとは? | TB(0) | CM(0)

ハイチ地震にあたってオイコクレジットの見解 

災害救援に関するオイコクレジットの役割
オイコクレジット業務にたずさわっておられる皆さまへ

私たちはみな,ハイチに壊滅的被害を与えた大地震のニュースに衝撃を受けていま
す。このような場合,できるだけ早急に支援をしたいと思うのは当然ですし,オイコ
クレジット名義で寄付を集めてほしいという要請もたくさん受けています。ただ,オ
イコクレジットは慈善団体ではありませんから,災害支援募金を積極的に集めようと
するべきではありません。この点に関する私たちの見解をはっきりさせたいと考え,
オイコクレジットは以下の点(案)を挙げさせていただきます。なお,マネジメン
ト・チーム(経営陣)は役員会に対して,6月に開催する次回役員会で災害救援時の
オイコクレジットの役割に関する方針案を提出することを約束しました。

ハイチにおけるオイコクレジット・パートナーのFonkozeの場合は,Fonkoze
と地域事務所からの情報によって被災状況を今後も綿密にモニターし続けます。そし
てFonkozeとの緊密なパートナーシップを通してできる限りハイチの復興支援と援助
をする予定です。

Fonkozeは地震救援・復興基金を設立しました。これにより,最も必要としている
人々に直接お金が送られることになるでしょう。この基金に直接寄付を送り,
Fonkozeが直ちに被災者を助けられるようにすることをオイコクレジットは奨励いた
します。

コスタリカのオイコクレジット地域事務所は、ハイチやアメリカ合衆国のFonkozeス
タッフと緊密な連絡を取り合って,被災状況のモニターを続けています。オイコクレ
ジットはパートナーの視点から緊急時の連絡を取り合っていく予定です。オイコクレ
ジットの計画(たとえば,緊急ローン引当金など)が明確に定まらない限り,積極的
にメディアに働きかける予定はありませんし,ましてやこの緊急事態に乗じてメディ
アの注目を利用して,オイコクレジットのブランド・イメージを高めるようなこ
とは決していたしません。

これまで、Fonkozeを直接支援してくださった皆さまには感謝を申し上げます。これ
からもオイコクレジットはプロジェクト・パートナーの最新情報をご提供いたしま
す。現在,オイコクレジットHP(英語版)に,同僚である地域プロジェクト・コー
ディネータのEduard Walkersのインタビューを掲載させていただいております。
EduardはFonkozeの役員でもあります。このインタビューは,今週中に他の言語でも
ご紹介する予定です。(訳出済みです。下記参照ください。)


Ylse van der Schoot
投資家関係 ディレクター




災害支援募金に関するオイコクレジットの見解(案)

1.災害が発生した時,私たちは本能的に何らかの方法でお金を送って支援したいと思
うものです。オイコクレジットが会員を奨励して緊急事態におかれた国々への寄付を
送ることは非常に大切ですが,一方で,オイコクレジットがそれを直接組織していく
のは問題があると考えられる理由がたくさんあります。

2.オイコクレジットは災害支援募金を積極的に集めようとするべきではありません。
オイコクレジットは慈善団体ではなく,私たちの専門は寄付を集めてそれを広範囲に
行き渡らせる責任を負うことではないからです。

3.基本的なことは,オイコクレジットを慈善団体やNGOと思うような混乱を投資家に
与えないことです。オイコクレジットは社会的責任投資団体であり,貧困におかれた
国々に投資し支援するために賢明な選択肢の一つであるという立場を維持しなければ
なりません。

4.また,助けを必要としている人々に直接人道支援をする優秀な救援組織は他にいく
つかあり,これらの組織にはオイコクレジットをはるかにしのぐ備えがあります。

5.オイコクレジットの専門領域は,プロジェクト・パートナーを通じて経済機構を作
り上げる支援をすることです。私たちの主な任務は共同体を再構築して発展を促すこ
とです。それこそがオイコクレジットが最も役に立ち,必要とされる領域です。

6.災害支援がもっと進んだ段階ではメディアの注目はほとんど集まらなくなります
が,その段階でオイコクレジットが根本的な役割を果たせる時がやってきます。そし
てそれは,まだなすべきことが沢山ある時期でもあり,社会的に弱い立場に置かれた
グループが新しいチャンスを必要とする段階なのです。

7.自然災害に遭遇した場合,オイコクレジットは被災したパートナーのことを心に留
めながら,どの被災パートナーともコンタクトを維持し,状況をモニターして,被災
状況に関して連絡を取り合います。

8.オイコクレジットは,金融サービスへのアクセスを貧しい人々に提供するという自
らのミッションをこれからも果たし続けます。そしてオイコクレジットでなければ手
掛けないようなサービス分野にも果敢に取り組んでいきます。

9.オイコクレジットの計画(例えば緊急ローン引当金)がはっきり決まらない限り,
ブランド・アウェアネスを高める目的で緊急事態に乗じてメディア注目を利用するこ
とはしません。

10.災害発生直後の大混乱状況においては,オイコクレジット自身の基金よりもプロ
ジェクト・パートナーの基金を通して直接寄付を促すのが最善の策です。たとえば,
Fonkoze(ハイチのオイコクレジット・プロジェクト・パートナー)は,「緊急救
援・復興基金」を設立しました。この基金を通して,会員は直接Fonkozeに寄付をし
て,顧客の復興を支援できます。オイコクレジットは,(できる限り多様な言語を用
いて)コーポレート・ウエブサイトのトップページにリンク用のバナーを設けていま
す。このリンクから,オイコクレジット・パートナーのFonkozeウエブサイトにすぐ
入れます。このリンクがない場合には,各救援機関による全国募金などもご参考にし
ていただけるかと思います。

11.被災したあらゆるプロジェクト・パートナーに対して,どのようにオイコクレジッ
トが協力してリスクを共有したり幅広いサービスを提供できるかについて,私たちは
その可能性をつねに模索しています。

(翻訳:堀内美鈴)
( 2010/01/27 18:17 ) Category 最近のニュース | TB(0) | CM(0)

ハイチ大地震ニュース2 

オイコクレジットの地域プロジェクト・コーディネーターのEduard Walkersさんへのインタビュー(翻訳:堀内美鈴)

2010年1月22日

ハイチに拠点をおく組織で今回の大地震で被災したところはたくさんありますが,オイコクレジットの長年のプロジェクト・パートナーのFonkozeもその一つです。Fonkozeとハイチの現状と今後についてどのようにみているか,Fonkoze役員であり、オイコクレジットの地域プロジェクト・コーディネーターのEduard Walkers(コスタリカ在住)さんに伺いました。

eduardwalkers.png

Q:今回の地震のニュースを聞いてどう思いましたか?

A:私は,地震発生のおよそ30分後にインターネットのニュース速報で知りました。私はすぐプロジェクトに連絡しようとしたのですが,繋がりませんでした。CNNで被害の様子を目の当たりにするのはとても耐えがたくつらいものでした。3年前から私はハイチを何度か訪ねて,あらゆる点で確かな発展の兆しを感じ始めていました。けれども今回の地震で何もかもが破壊されてしまいました。ハイチでの取り組みが再び軌道に乗るまでには何年もかかるでしょう。

Q:Fonkozeは,顧客の支援と開発プログラム継続のための緊急計画を立てていますか?

A:今回のようなけた外れの状況での緊急計画はありません。決断は毎時間ベースで下されます。職員は大丈夫か?困っている人をどのように支援できるか?オートバイ燃料をどこで入手できるか,暫定的な事務所の確保,支店の確保,ITシステム操業の再開は?などきりがありません。これらは当面の決断ですが,非常に大切で,現地の担当者が毎日決めることです。また,少しずつですが顧客情報も入ってきています。けれども何名の顧客が被害を受けたのかはまだわかりません。

Q:ハイチの復興にあたってどのような困難と課題があるとお考えですか?

A:ハイチの復興の課題と困難さ。挙げると,保健や教育,環境,経済問題など非常にたくさんあります。

Q:Fonkozeの復興計画は?

A:それについて述べるにはまだ早すぎます。もっと顧客情報が必要だからです。顧客情報をつかんでから,私たちは地震被災者向けの特別商品を設けるか,ローン・ポートフォリオの再構築をするかを決められます。

Q:2008年にハイチが4つのハリケーンに見舞われた時,Fonkozeはローンを再構築してうまくプログラムを管理,被災した顧客の80%はローンを返済することができました。そして,その顧客のほとんどが何もかもを失った人たちだったのです。またもう一方で,多くの寄付金を得られたので,保健や識字などの開発プログラムを確実に継続することができました。

A:私たちは,今回の地震の成り行きが実際どうなっていくのか,まだわかりません。ただ,確信しているのは中期的にみてFonkozeはハイチ復興のかぎになるということです。今のところ,寄付が決定的に重要ですが,数カ月たてばマイクロクレジットのような持続可能な支援が必要です。

Q:このような状況でオイコクレジットのような組織の株主の役割とは?

A:現地マネジメントに全幅の信頼をおくことです。非常に心配だとは思いますが,今,外部から支援する方法はありません。アメリカ合衆国に何名か役員がいますし,私はコスタリカにいます。この非常に配慮を要する時期に相手の妨げになるようなことをせず,全体像がハッキリするまで待たなければなりません。また,相手を質問攻めにしてもいけません。今はほかに優先すべきことがあるのですから。

今,私たちの役割は,外部に人々にFonkozeとその状況について情報を伝え,他の組織をまき込んで中期的支援をするように努めることです。

註:Fonkozeはハイチに、41の事務所があり、33,000人の顧客に対して現在調査中です。
( 2010/01/27 17:54 ) Category オイコクレジットとは? | TB(0) | CM(0)
プロフィール

オイコクレジット・ジャパン

Author:オイコクレジット・ジャパン
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世界には、勤勉に働きながら、なんとか生計を維持することしかできず、貧困から脱却できない人々がいます。また、地域の人々が必要とする有益なサービスを提供しながら、それを拡大できない事業があります。

他方で、余剰資金を有意義な活動に活かしたいと考えている市民、一般の金融機関を通すと、地球や地域社会に有害な私達が望まない活動に流用されるかもしれないことを不愉快に感じている地球市民も数多くいます。

Oikocreditは、この両者をつなぐ「社会的責任投資」のための国際組織です。心ある人々から出資を募り、貧困からの脱出に日々努力している人々や、地域社会の発展に有益な事業にとりくむ人々に、地域社会への恩恵の還元や女性の社会的地位の向上といった独自の基準を適用して投資をおこなっています。

皆さんも、この「Investment in People(支援する価値のある人々への投資)」に参加し、お金の流れをかえて行きませんか?

オイコクレジット・ジャパンは、Oikocreditの日本における支援組織(サポート・アソシエーション)です。

代表 岡本眞理子(日本福祉大学福祉経営学部教授)

連絡先
<事務局>
〒564-0051
大阪府吹田市豊津町43-27
小吹岳志気付

Tel/Fax:06-6339-3983
E-mail: japan.sa@oikocredit.org